第9章 day6 心操人使
心操side
無意識に身体をすり寄せてくるってことは
少なからず好意を抱いてくれてるって事だよな‥
そんな事を考え始めるともう歯止めが効かなくなった
『心操‥くん‥』
「っ‥‥これは‥‥反則ですよ‥可愛すぎます‥」
ただでさえ可愛すぎる先生が
ふわふわの猫の耳とふわふわの尻尾を身に纏っている
『しんそっ‥‥くん‥‥っ‥そこ‥あんまりさわらない‥でっ‥』
ソファに座る先生と向かい合って身体を抱き寄せる
尻尾の上
腰のラインを撫でると甘い声が漏れてびくりと身体が跳ねた
「もしかして‥‥こんなところまで猫に‥?」
『ひゃぁっ‥!!だめっ‥‥』
腰のあたりをトントンと優しく撫でると
電流が走ったようにびくびくと身体を震わせる
「気持ちいいんですね‥‥ここは‥どうですか?」
そのまま猫を愛でるみたいに
もう片方の手で顔の周りを撫でると気持ちよさそうにごろごろと喉を鳴らし始める
「喉までなるとは‥これはすごいですね‥」
熱がこもった大きな目がとろりと蕩けたように目尻が下がる
『んっ‥!はぁっ‥そんな‥さわっ‥ちゃ‥‥っ‥』
とんとんと優しく腰を叩いたままでいると耐え切れなくなった先生が身を捩りながら訴えて来た
「もう欲しい‥‥って事ですか?」
堪え切れなくなってその身体を優しくソファに押し倒す
いまだびくびくと甘く跳ねる身体から衣服を剥ぎ取ると綺麗な真っ白の肌とそれによく似合う淡いピンクの花のような下着が露わになる
薔薇がくっきりと浮かび上がった大きな胸は今にも下着から溢れ落ちそうだった
そんな姿を見て腰に浮かび上がった個性の印もまたじくじくと熱を上げていく
身体の底からじりじりとヒリつくような熱
先生への想いと共に疼きは増していくばかり
『くるし‥そうっ‥‥早く‥きて‥‥心操くん‥‥』
いつもよりもさらに甘い猫撫で声で名前を呼ばれて欲望のままに唇を重ね合わせる
溺れてしまいそうなほど気持ちがいい口付けに気を取られながらも柔らかな肌に手を伸ばす
「出来るだけ‥優しくしますから‥」
ふんわりと膨らんだ胸を片手で包み込みながら
すり寄せた足の間に掌を滑り込ませた