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【R18】僕のヒーローアカデミア 薔薇と棘

第8章 day5 緑谷出久


散々焦らされた身体が受け入れたばかりの緑谷くんの熱に過剰に反応してびくりと跳ねる



それを見て痛かったと勘違いさせてしまったのか慌ててナカから出て行こうとするから背中に手を回して引き止める




ようやく緑谷くんの、体を楽にしてあげられるのに
また我慢させる訳にはいかない




それに私も
これ以上我慢できる気がしなかった




引こうとする身体を抱き締めると触れ合った身体からドクンドクンと鼓動の音が伝わってくる




「先生‥‥っ‥今からは‥‥僕も‥我慢出来る自信がありません‥っ」




『もう‥っ‥我慢しないで‥っ』




催淫の個性にかかっているのに
こんなにもまだ人の為に自分を押し殺そうとしている



そんな緑谷くんの気持ちが痛い程分かって
どうしても救ってあげたくなった




『どんな‥にっ‥激しくても‥受け止める‥から‥っ‥大丈夫っ‥だか‥ら‥っ』




「っ‥やっぱり先生はズルい‥‥」



『〜っ!!』




グっと奥まで押し付けられた腰



傷だらけの腕に抱きしめられた身体




爆豪くんや焦凍くんに比べたら少し頼りなく見える緑谷くんだけど
オールマイトの力を内に秘めた身体は見ていたよりも


想像していたよりも何倍もしっかりとしていて力強く抱きしめられる




ギャップという言葉がこんなにもあてはまる生徒はこの子だけじゃないだろうか




内側に挿入された熱も熱くて
大きくて



奥に触れるだけで目の前が真っ白になるほどの快楽を連れてくる




「先生に‥‥無理させたくなかったのに‥‥結局僕が‥我慢できなくて‥っ‥ごめんなさい‥‥」




太腿を掴まれてぬるりと奥まで入ってくる熱



ゆっくりと


早くと


優しくと


激しくと



交互に繰り返されてぐちゃぐちゃに乱されていく




『きもちくっ‥て‥‥おかしっ‥く‥なっちゃい‥そっ‥‥うっ‥っ』




「嬉しいです‥っ‥‥先生‥っ‥僕も‥‥おかしくなりそうなほど気持ち良くて‥‥幸せです‥っ」




優しく細められた瞳から零れ落ちる一筋の涙




必死に指を伸ばして拭ってあげるとまた口付けが交わされる





優しくて





熱くて
深くて


早くて
ゆっくりで



あまくて溶けるような夜が過ぎていった
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