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【R18】僕のヒーローアカデミア 薔薇と棘

第7章 day4 爆豪勝己


爆豪くんの部屋からでて
自分の部屋に帰って身支度を整える



昨日の約束を守れなかった事
爆豪くんはとっても怒ってた




『相澤先生との約束も破っちゃった‥』




うっすらと淡い色のリップを塗りながら唇をなぞる




ホークスさんとも‥


生徒や‥




ましてや荼毘にまで




『ごめんなさい相澤先生‥』





項垂れながら部屋を出ると相澤先生がいてぶつかりそうになる





「俺がどうかしたか?」




『わぁっ‥?!な‥‥なんでもない‥です‥っ』




「あの約束‥‥‥まぁいい‥学校まで送って行く」



一瞬何かを言いかけた先生がそっと私の手を引く




『相澤先生はまたお出掛けですか‥?最近さらにお忙しいですね‥身体は‥大丈夫ですか?』




先生の腰にあった印

あんなにくっきりと浮かび上がってたからきっとまだまだ苦しいはずで


心配だったけれどなかなか先生と会える時間がなかった




「それは‥誘ってるのか?」




『‥えっ?!』




気付けば校舎の影
先生の顔が間近に迫っていて心臓がとくりと跳ねる




「昨日はホークスに世話になったそうだな‥‥」



顎をそっと掴むとさらに距離が近くなる



『あっ‥あのっ‥誰かに見られちゃいます‥っ』





今にも唇が触れそうな程の距離



先生の息も少し上がっていた



「覚悟はしてたけどいざ他の男に抱かれてると思うと想像以上にキツイもんだな‥」




『んっ‥‥』




周りから見えないように壁際に腕をついて顔を隠すと唇が軽く重なった




「出来るだけ時間作るから、次から何かあれば俺を呼んでくれ」




分かったな?と迫る目が真っ直ぐに私の瞳の奥を見つめる




『は‥はいっ‥‥!有難うございます‥っ』




「分かればいい‥じゃあ行くぞ‥」




そのまま校舎まで先生が手を引いてくれて
生徒達に冷やかされながらもなんとか学校に着いた



「さっきしたばっかの約束破るたぁいい度胸だなぁ‥‥」



『爆豪くんっ?!』




白衣を羽織って教室へ向かっていると突然引き止められる




「よっぽど俺にいじめられてぇみたいだな」



『えっ?!えっと‥‥』



「覚悟しとけや‥」




そう言うと教室に向かって歩いて行ってしまった
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