第7章 day4 爆豪勝己
爆豪side
「えっ?!か‥かっちゃん?!先生っ?!」
先生を肩に担いで
片手でキャリーケースを引きながら寮の中へ入って行く
『た‥ただいま緑谷くんっ‥』
「お帰りなさい先生!さっきの犬ってもしかして‥普通科三年の先輩の‥」
俺に担がれたまま喋り出す2人を無視してずかずかと自分の部屋まで歩いて行く
「おはよー爆豪ー!って先生っ?!おかえりなさいってか‥その体勢はまずいんじゃね?!」
廊下ですれ違った電気が顔を真っ赤に染める
「見てんじゃねぇ‥っ」
ずり落ちねぇように先生のケツを掴んだまま歩くスピードを早める
『か‥上鳴くんもただいまっ‥!』
「爆豪くんっ?!何してるんだ‥っ!先生をおろしたまえ!」
「爆豪?!先生のパンツ見えそうだぜ?!」
そのまますれ違う奴らを全員無視してやっと俺の部屋についた
「ったく‥‥」
『爆豪くん‥‥昨日はごめんね‥?』
ベッドに降ろした先生が自然と上目遣いで見つめてきて
ただでさえ苦しい身体がさらに熱をあげる
「今日の夜‥‥ぜってぇだ‥‥」
『んんっ‥‥爆豪くん‥だめ‥っ‥』
キスをしようと顔を近付けると反射的に後ろに下がろうとするから顎を掴んで強引に唇を重ねた
『んっ‥はぁっ‥‥』
キスの合間に漏れる吐息に俺の欲も痛いくらいにまで反応する
「俺より先に半分野郎とヤッた事後悔させてやる‥」
『んっ‥やぁっ‥‥ばく‥ごうくん‥っ』
大きくなった欲をショーツ越しに擦り付けると身体がぴくんと跳ねてさらに先生の声が甘くなった
もっと可愛い声を聞きたくて
夢中でキスを繰り返す
口紅なんか塗らなくてもピンクに染まった先生の唇は想像以上に柔らけぇ
『っ‥はぁっ‥‥そろそろ‥じゅんび‥しないとっ‥‥学校はじまっちゃう‥‥っ』
とろりと蕩けた目でそんな事言われても
余計犯したくなるだけだった
「ぜってぇ夜まで誰にも触られんじゃねぇ‥‥」
『んぅ‥っ‥わか‥っ‥た‥っ』
キスだけではぁはぁと肩を上下させて
俺を見上げてくる
「今日もし他のやつに抱かれたら許さねぇからな」
ダメ押しするみてぇに最後にもう一度キスをした