第6章 day3 ホークス
「鷹見啓悟‥」
『ふぇっ‥?』
いつものへらりとした柔らかな笑みが消えて
さらに熱っぽい眼差しが私を捉える
「俺の本名です‥‥啓悟って‥よんでもらえません‥?」
『け‥啓悟‥さんっ‥?』
呼び慣れない名前を口にするとホークスさんが羽で顔を覆う
「うわぁ‥‥名前呼び‥想像以上にやばか‥」
『っ‥‥ナカ‥‥っ‥‥おっきい‥っ』
お腹の奥にまで届きそうなほどのホークスさんのモノがさらに質量をました気がして圧迫感と刺激にまたびくりと身体が揺れる
「好きな人に名前で呼ばれるってこんなに幸せなんすね‥‥俺今ちょっとやばいかも‥‥」
羽がゆっくりと開いて耳まで赤く染まったホークスさんの顔が露わになって
さっきよりも深くて甘いキスが繰り返される
ねっとりと絡みついてくる舌とは対照的に
ベッドが激しく揺れるほど奥まで何度も突き上げられて
幾度となく込み上げてくる快楽に
頭の芯までじんじんと痺れ始める
『はぁっ‥‥っ‥‥けい‥っ‥ご‥さん‥っ』
甘く漏れる声すら飲み込むようなキス
息をするのも精一杯
なんとか名前を呼ぶと真っ直ぐに視線が絡み合う
相澤先生や
生徒のみんなみたいに
まるで催淫の個性にかかったような
そんな瞳に心臓がとくりと跳ねる
「っ‥これ以上無理させるつもりなかったんすけど‥‥」
『‥っ?』
「もう少しだけ‥」
『ひゃあっ‥!』
ナカにホークスさんのモノが入ったまま向かい合うようにして座らされると
あっという間に赤い羽根が下着のホックを外してしまった
「いちいち可愛いとか‥ほんとどこまでも煽ってくる‥」
『〜っ!』
眉根を寄せたままいつものへらりとした笑顔を作ると
今度は羽の先が露になった胸の先を掠める
「可愛い‥‥」
『ふぅ‥っ‥んふ‥っ‥‥んんっ‥』
胸の先だけでも刺激が強すぎるのに
無数の羽が背中や首筋
敏感になった身体を
撫でていく
全身に感じる快楽に意識が飛んでしまいそうだった
「あぁ‥俺‥もうあなたを離したくない‥」
ひたすらホークスさんに愛されて
深くて甘い夜が過ぎて行った