第6章 day3 ホークス
ホークスside
日付が変わる前に彼女を抱かないと間に合わない
ゆっくりと優しく抱いてやりたかったけどそんな猶予もなく慣らすことなく小さな身体に大きくなった俺のモノを挿れていく
想いも伝えないつもりでいたのに
まさか先に身体を重ねる事になるとは
もうこの際全部吐き出してしまおう
墓場にまで持って行くつもりだった想いを全て
小さな身体を腕の中に収めて
ゆっくりと奥まで腰を進めていく
『はっ‥ぁぅ‥っ』
動くたびにナカが締め付けられて
圧迫感と熱に息が上がる
ぴったりと俺のモノに絡みついてくるナカは奥に腰を進めるほど狭くて
熱くて
あまりの快楽にもう抜け出せなくなりそうだった
『ッ‥‥ゃぁっ‥‥んっ‥』
熱にうかされたちゃんが透き通るような綺麗な瞳に涙をいっぱい溜めて見上げてくる
「あなたを困らせたくなかった‥から‥っ‥言わなかったけど‥っ」
『んっ‥‥ふか‥っ‥い‥っ』
奥深くでちゃんを感じてその身体をさらに強く抱きしめる
「ずっと‥‥好きだった‥」
『っ‥!』
耳元で囁くと身体がぴくりと揺れて
ナカの締め付けもまた強くなった
「幸せになってくれるならそれでいいと思ってたのに‥こんな姿見せられたらどうしても欲しくなってしまう‥」
他の人と幸せになるならそれでいい
ちゃんのあの笑顔が見られるなら
そう自分に言い聞かせていたのに
『っ‥‥ホークス‥っ‥さ‥んっ‥』
ゆるゆると腰の抽送をはじめると細い腕が背中の羽ごと抱き締めてくる
「俺をこうした責任‥‥とってくださいよ‥」
『‥んっ‥‥ふっ‥ぅ‥っ‥』
腕の中の身体を羽交い締めにしたまま
お互いに求め合うように唇を重ね合わせる
深く
淫らに絡み合う口内と
溶けて混ざり合いそうなほど熱いナカ
羽根に絡まる細い指
いつもよりも熱っぽい吐息
「これからはなにがあっても‥‥俺が守るから‥っ‥」
絡めた指先
何度も繰り返す口付け
全てが熱くて
俺まで個性にかかったみたいでおかしくなりそうだ
『ホークスさんっ‥』