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【R18】僕のヒーローアカデミア 薔薇と棘

第6章 day3 ホークス


ホークスside


公安は秘密が多い


だからと言って別に恋人を作っちゃいけない決まりはない



それでも俺がちゃんに想いを伝えられないのは面倒な事に巻き込みたくないからだ



『ホークス‥さんっ‥』





「どーしたんですか‥?」




熱で潤んだ瞳が見つめてくる




『服‥‥脱いでください‥っ』





はぁはぁと身体は苦しそうなのに
見つめてくるその瞳は真剣だ




「もしかして‥バレちゃいました?」





『怪我‥してますよね‥っ‥はやく‥』




「さすが‥上手く隠してたと思ったんすけどね〜」




これ以上彼女に負担を掛けたくなくて隠していたが
黒いTシャツを脱ぎ捨てる




『痛そう‥‥気付くのが遅くて‥すみません‥‥』




細くていかにも女性らしい綺麗な指が傷口のちかくをなぞる




『治療したいので‥ホークスさんが下になってくれませんか‥?』






「分かりました‥お願いします」





今度は俺がベッドに寝転んで
その上に彼女が覆い被さる





『失礼します‥』




高熱を出した身体が熱いのか白衣を脱ぎ捨てて
胸元のジップを少しさげて息を吐く



コスチュームの胸元から溢れそうな程の谷間
白い肌に刻印を押したかのように赤く浮かび上がる薔薇




そしてそのままゆっくりと身体を密着させて
負傷した俺の首元に顔をよせる




治癒の為の口付けだって分かってるのに
どうしようもなく興奮してしまう俺の身体




柔らかな唇が肌に触れるたびに痛みが和らいで
傷口が閉じていく




皆んなにそうなのは知ってるけど


まるで愛しい人に口付けをするようなその優しいキスに
俺まで個性がうつったかのように体温が上がっていく




「そのまま‥ここにもキスしてくれません?」




にやりと笑ってとんとんと口元を指さすと一瞬戸惑ったものの
そのまま優しいキスが交わされた



溶け合ってしまいそうなほど
熱くて気持ちのいいキス




『っ‥は‥ぁ‥‥っ』



「苦しそうですね‥脱がせていいですか?」




『ゃっ‥まって‥ホークスさん‥っ』




ちゃんが腕を伸ばすよりも早くジップを全て下げて
白いコスチュームを脱がせてしまうと



綺麗な身体が露わになった


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