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【R18】僕のヒーローアカデミア 薔薇と棘

第1章 個性の話


謎の男side



「これが天下の雄英か‥立派なこと‥この後混乱の渦に巻き込まれるとも知らずに呑気に笑ってやがる」



「あんまりジロジロみんじゃねーよ‥怪しまれたら今回の計画がパァになっちまう‥どんだけ苦労してセキュリティを掻い潜ってきたんだよ‥」



「わーってるって!とっとと任務遂行してとんずらしようぜ‥それにしてもヒーロー界1の美女、ヒーリングガールはどこにいんだ?直に見てみたいもんだよな〜」




ほんの数分
この頑丈なセキュリティをかいくぐってこれたのはヴィランの力添えがあっての事だ


「あーあ‥せっかくなら俺たちも混ざりたかったよな〜」



今回の俺たちの計画



俺の個性

対男性


男の本性を丸裸にする個性


好意を寄せている相手への性欲が抑えられなくなる


それを雄英の生徒達
世間にも名がしれているヒーロー科の一年へぶつける



生徒達が校内で強引にも性犯罪のようなことを行えば大問題になる





そして相方の個性

対女性

高熱
身体の怠さ

まるで感染病にかかったのような症状



一ヶ月間


個性解除の為には毎日の性行為が必須なのだ



「さーて、混乱が何をもたらすのか?ヒーロー社会の秩序を存分に乱してくれよ‥ヒーローの卵達」





目的の寮の前について一気に個性の煙幕を室内に流し込む




これで中にいる雄英生


男子、女子諸共俺たちの個性に充分に当てられるはずだ





「げほっ‥げほっ‥みんな‥無事か‥っ?!」





大きく叫ぶ生徒の声と

どよめき、混乱が感じられる




煙幕に寮全体がつつまれて
その数がはっきりとはわからない‥が




「なんか‥すくなくねーか‥?」





ゆっくりと晴れていく煙の中
見えるのはゴツゴツとした男たちの背中




「女子は‥どこいった‥ッ?!」



少し身を乗り出して目を凝らした次の瞬間




気付けば相方と共に木に吊し上げられていた





「お前達‥一体何者だ‥っ?!どうやってここに忍び込んだ‥こいつ達に何をしたっ‥」



真っ赤に染まった眼



「イレイザーヘッド!でももう無駄だぜ‥俺たちの個性はすでに発動し終えた後だ‥」



グッとさらにキツく捕縛布で縛り上げられてうっと息が詰まる








「相澤先生っ‥!」


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