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【R18】僕のヒーローアカデミア 薔薇と棘

第3章 day2 morning 轟焦凍


「近‥い‥」



部屋に入るとますます呼吸が苦しそうになる焦凍くん


『なんて‥?』




「だから‥っ‥そんなに近いともう我慢できねぇ‥」






心配になって顔を近付けた途端に気付けばベッドに押し倒されていて




私の上に焦凍くんが覆い被さる




熱をじんじんと溜めた左側が熱い




「もう‥校長先生から許可はおりたんですか‥?」





『えっ?許可‥‥あっ!う‥うんっ‥‥さっき相澤先生から連絡があって‥』





そうだった




今日から生徒達の身体を救う為に
私は‥





「じゃあもういいですよね‥」





赤と白の綺麗な髪がさらりと揺れて




透き通るような青とグレーの瞳に真っ直ぐに見つめられる


そのまま唇が触れそうなほどに近付いて
慌てて唇を掌で覆う





「キス‥‥してぇ」




すでに苦しそうにじわりと汗をかいていて



余裕がないのか口調も変わってきていた





『キスっ‥は‥‥好きな子ができた時のために‥とっといたほうが‥それに‥っ』




「俺の好きなやつは先生しかいねぇ‥」




『まっ‥焦凍くん‥‥』




「待たねぇ‥」





『だ‥め‥っ』





相澤先生に言われた事を守る為


唇を隠したままでいると少し悲しそうな顔をした気がして胸がズキンと痛くなる





「わかった‥キスは今日は我慢する‥‥でももう苦しい‥」





キスをする為に近付いた顔が首筋に近付いて




かぷりと優しく歯を立てられる





「早く先生のナカに入りてぇ‥」





『ひぁっ‥‥や‥っ』






触れた首筋から昨夜の熱が一気に蘇ってきて



私の身体からも炎が出せそうなほど暑くなってくる






「ふっ‥先生の顔やべぇな‥‥興奮する‥」





『ゃっ‥しょ‥‥とくん‥っ』





相澤先生から借りた大きなTシャツを捲り上げるようにして
ゆっくりと太腿に手が這わされる





「っ?!まさか‥‥こんな格好で外歩いてた‥とか‥ありえねぇ‥」




ぐいっと太腿を掴まれると大きく足を開かされて
その間に身体を割り入れられる




触れ合った素肌から
焦凍くんの熱が全て流れ込んできているのかと思うほど私の身体も熱くなる


少しマシになっていた身体がまた疼き出す
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