第2章 day1 イレイザーヘッド 相澤消太
相澤side
生徒達への説明を終えて校内の教師寮へと帰っていく
身体を休める為に一足早く先生には部屋に戻ってもらっていた
「はぁ‥疲れたな‥」
ドアを開けてすぐに違和感に気付く
暗い廊下の先に床にうずくまる人影がみえる
「マイクか‥?」
昔からの親友かと思い声を掛けて近付いていく
が
そこにいた人物に目を見開いた
「先生?!どうしたっ‥?!」
『相澤せんせっ‥もうわたし‥苦しくて‥っ』
はぁはぁと荒く呼吸を乱すその姿はあまりに淫らで
同じく個性にかかっている俺の身体がさらに熱を持つ
「とにかく‥部屋に連れてくぞっ‥」
熱を持つ柔らかな身体を抱えて早足で自室へと向かう
「大丈夫か‥っ?水でも‥」
『水じゃなくて‥っ‥相澤先生が欲しいです‥だめ‥ですかっ‥?』
「っ‥ダメなわけないだろうが‥」
目の前の身体を掻き抱いて余裕なく唇を重ねる
触れるだけの口付けはすぐに深くなって
舌を絡め合う
「悪いけど‥俺も余裕ないぞ‥っ」
ソファの上に押し倒した身体
綺麗な首筋に噛みつくようにして痕を残していく
『んっ‥私も‥限界です‥っ』
「じゃあ遠慮しないからな‥っ」
白衣をするりと脱がせて
白衣の下のワンピースの前のジップを少し下げると今にも溢れ落ちそうなほど豊満な胸の谷間がみえる
「前から思ってたんだが‥この服‥すぐに脱がされちまうぞ‥?それに丈も短すぎる‥コスチューム変えた方がいいんじゃないか?」
ヒーリングガールのコスチューム
白衣の下の
ピッタリとしたワンピースは身体のラインを拾い上げて
太腿がちらりと見える丈
前面は上から下までジップになっている
あまりに可愛い顔立ちと
アンバランスな身体
みんなを助けようとする優しい心
ヒーロー界きっての人気者は老若男女は勿論
可愛いのにエロすぎると男達からの人気は凄まじいものだった
『ピンチにすぐに駆けつけられるように‥っ‥着脱がしやすいのと‥動きやすいように丈は短くしてあるって‥サポート会社の人が‥っ』
胸の谷間にうっすらと現れる薔薇
個性の印だった