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君の隣にいたい《ハイキュー》

第2章 高校生


及川は目を瞬かせる。

「もしかして、烏野の……?」


『え?』

「今日、練習試合あるよね?」


『えあそうです!!』



「……あー」

そこでようやく。

及川は理解した。



「もしかして、烏野のマネージャー?」

『まだ仮ですけど……!』

「……」

また見つめる。

『……?』

「……マネージャー」

『うん!』

「……かわいい」

『え?』

「いや!」



及川は慌てて咳払いする。


「それなら、俺も青城行くところだから一緒に行こうよ」

『えっ』


「俺、青葉城西の三年」

『そうなんですか!?』


「うん。及川徹」

『……!』

その名前を聞いて、ぱっと顔が明るくなる。


『及川さん!?』

「そうそう!」

『知ってます!』

「え?」


『孝ちゃんがよく話してました!』



「……孝ちゃん?」

『あ、えと菅原孝支っていうんですけど』


「…………」

及川の笑顔が一瞬止まった。




「菅原……?」

『はい!』

「……」

及川は数秒考える。

そして。

「え、あの優しそうなセッター?」

『そうです!』

「……そっかぁ。付き合ってるの?」



なぜか少しだけ複雑そうな顔。



『え、!付き合ってないです…!昔から一緒で仲良くて、!』




「!そっか。」


すぐにいつもの笑顔に戻る。

「じゃあ、なおさら送ってあげる」

『でも……』

「病院帰りの女の子を一人で歩かせるほど、俺ひどい人じゃないよ?行先も一緒だし。」


『……』


「ね?」


にこっと笑われる。

『……じゃあ、お願いします』

「よし!」

及川が嬉しそうに笑った。




「名前聞いてもいいかな?」



『北澤くるみです!1年です!』



「くるみちゃんね。よろしくね。」

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