• テキストサイズ

【ONE PIECE】罪を抱く紅い目をした白き竜

第45章 砂の王国“アラバスタ”


「……確かに」
 ケイトは顎に手を当てた。
「ぼくが荷物持ちとして代わりに行きますから、スレイジは休んでてください」
「おい、待てよ」
 スレイジは口の先を尖らせた。
「ミーウはどうなんだよ。あいつだって、懸賞金がかけられてるじゃねェか」
「ミーウは致し方ありません。この国のことを少しは知っているのですから、案内していただかないと」
「……」
 ジウのまともな意見にスレイジはぐうの音も出ない。
「決まりね」
 ミーウは笑った。
「買い出し班はわたし、アユナ、ジウ、ケイト、ショウラで行って来るわ。船をお願い」
「おう、任せろ!」
 クユンはミーウに歯を見せて笑った。

/ 671ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp