第41章 思い出せない記憶
ミーウとエースが2人で過ごすお話です。
*注意*
ここから先、再び作者がエースの愛を語る場所となります。
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☆前回の続きからとなります。
エースは黒ひげとの戦いに敗れ、“頂上戦争編”に突入しました。ガープの涙や仲間たちの行動に涙を流すエースに何度も何度ももらい泣きをしました。ルフィの必死な戦いにも涙を流しました。ルフィが白ひげ海賊団やインペルダウンの仲間たちと共にエースの元へと辿り着き、エースは解放されました。覚えている方はいらっしゃるでしょうか? あの時のエースの顔を。ルフィを見る優しい眼差し、嬉しそうな笑顔。わたしはあの笑顔が一番好きです。その後、義弟と共に戦うエースを見て、カッコいいなとずっと思っていました。
最期のシーン。リアルタイムで見ていた時は悲しい気持ちでいっぱいで、アニメを見ている間もその後もずっと泣いていました。涙が止まりませんでした。しかし、今思うと、あのシーンの全てに彼の生き様が表れていたのだなと思いました。ルフィを庇ったのも、ルフィの今後を見れなくて残念だと言ったことも、ルフィに放った最期の言葉が「愛してくれて、ありがとう」だったのも……。今見ても泣いてしまうんですけどね。
エースが亡くなった後のルフィとエースとサボの幼少期の回想を見て、また涙が止まらなくなりました。サボとエースが交わした約束。ルフィに「おれは死なない」って言ったこと(嘘つきって思いながら泣きました)。それを見た後に、再び頂上戦争を見ると余計に涙が流れました。
何度も何度も漫画を読んだり、アニメを見たりしましたが、苦しくなるばかりでした。それとともに、彼が生き返ることはないのだと思いました。何もできないことが悔しくて仕方ありませんでした。その思いは今も変わりません。だからこそ、想像の中でだけでも彼を生かそうとするのだと思います。もしもあのことがなくて彼が生きてたら……ずっとそう思っています。
彼が死んだからと言って、彼が好きな気持ちが変わることはありません。彼は今でも、他のどんなキャラと比べても1番大好きなキャラクターです。彼を生み出してくれた尾田先生には感謝の気持ちでいっぱいです。