• テキストサイズ

【ONE PIECE】罪を抱く紅い目をした白き竜

第32章 戦いの果てに


 ヒートはトーダを見た。
「お前は……」
「あ?」
「敵に……さっきまで、命を懸けて戦っていた敵に謝るのか?」
 ヒートはじっとトーダを見た。
 トーダはそれを聞いて、優しく笑った。
「……ああ、謝る」
 ミーウがいるであろう方角を見て、トーダはふっと微笑んだ。
「それは……おれらの船長の影響かもな」
「……そうか」
「ああ」
ートーダ、何かをしてもらったらありがとう、悪いことをしたらごめんなさいだよ。
 そう言って、向日葵のように笑ったミーウをトーダはふと思い出し、1人穏やかに笑っていた。

/ 671ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp