第11章 悪夢、再来

「そうかもしれないけど……でも！」
「お前は」
　スレイジはミーウの肩を掴んで、ミーウと目を合わせた。
「ここで、おじいたちを守ってくれ。何かあった時のために」
「……」
　ミーウは不満気にスレイジを見つめた。
「頼む」
「……わかった」
　ミーウは渋々頷いた。
「ありがとな」
　スレイジはミーウの頭にポンッと手を置いて、自分の家へと入って行った。

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