• テキストサイズ

【ONE PIECE】罪を抱く紅い目をした白き竜

第10章 あなたのためなら


 キッドはニカッと笑った。
(お前に言われなくても……)
「そんなの当たり前だろ? ミーウはおれの船に乗る大切な船員だ。死なせるわけねェだろ?」
 キッドは森を振り返って、すぐに走り出した。
「キッド!」
 アユナがキッドに向かって叫んだ。
 キッドはアユナを振り返った。アユナの目からは涙が流れていた。
「絶対……絶対、2人とも無事に帰って来てね!」
 その言葉を聞いて、キッドは笑った。
「あァ、絶対にミーウも連れて、2人とも怪我しないで無事に帰って来るぜ!」
 そう宣言すると、キッドは森の中に消えて行った。

/ 671ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp