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【ONE PIECE】罪を抱く紅い目をした白き竜

第9章 海賊王の誓い


 ミーウは静かに切り出した。
「わたしにとっての海賊王は……そういう人だと思っている」
 ー世の中をよく知っている人。そのような人が海賊王になるべきだと思っている。ーーでは……。
「キッドにとっての海賊王って……どんな人?」
「あァ?」
 キッドは少しだけ驚きながらも、空を見上げて考えてから言った。
「そりゃァ、ミーウ……」

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