第7章 初めての島

　その島は南の海の中でも大きい方の島で、名前は“雷島”。島の形がイナズマに似ているので、その名がついた。そんな大きな島にあるとても小さな村をサーダ村と呼んでいる。雷島は海軍の統治下にはなっていない島の1つだ。ただ海賊や賞金稼ぎ、山賊や盗賊たちがあまり来ないため、治安はとても安定している。島の住人はみんなで協力して生活しているため、とても穏やかで平和な日々を望んでいる。

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