第2章 2.告白
心に思ったことを思わずそのまま口にした影山だったが、潔子が照れているのを見て急に自分も恥ずかしくなってきてしまった。
くっ…!
ここまで言ったんなら、もう怖いモンねぇだろ!
「昔から潔子が好きだ!潔子と今日の約束してからずっと家に来るのを楽しみにしてた!まさか高校で会えると思ってなかった…から…その…なんだ…嬉しかった…です」
もう自分でも何を言ってるのかわからなくなった。
大好きな人と作ったサンドイッチをはむ…と食べる。
「やっぱうめぇ…もっと潔子の料理食いてぇし一緒に作りてぇ」
「私も…飛雄くんと同じ…。美味しそうに食べる飛雄くんを見るのが好きだったの。3組で見かけて、また飛雄くんと話せるかもって嬉しかった…。」
これは…
恋人、になれたってことでいいのかな?
二人で目を合わせる。