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【HQ】影山と高校で再会して付き合う話

第5章 5.初・彼女の家


「さ、入ってー。おかーさーん!飛雄くん来たよー!」

「ちわす!小学校一緒だった影山飛雄です!お邪魔します!」

「いらっしゃい、…!!飛雄くん、背伸びたわね〜!」

「180っス」

普段日向には暴言の嵐だが、体育会系で目上の人には礼儀正しいのだ。
そして目付きは悪くても整った顔にサラサラヘアーで、ママさん達にはウケが良い。

「部活終わりなんでしょう?おなかすいたでしょ。手洗ってお食べ。」

「はい。洗面所お借りします。」


潔子の部屋に荷物を置いて着替える影山。

本人は平然と着替えているが、潔子は離れている影山に心臓の音が聞こえそうなくらい。

飛雄くんの生着替え…!細っ!なのに筋肉っ!!あぁぁ下も着替えちゃうの!?

チラッ
チラッと影山を見る。

しかし部活終わりの影山は、もうご飯の事しか頭にない。
身体を拭いてササっと着替えてダイニングへ向かう。

テーブルの上に並んでいたのは…

鶏ささみのほうれん草巻き
ナスと豚肉の蒸し焼きトマト乗せ
ブロッコリーときのこのサラダ
しかもドレッシングまで手作り!?

「これ潔子が作ったのか?」

「えっ他に誰がいるの?」

目を丸くする影山に、ニコニコ笑う潔子。

「これプロだろ。潔子料理人なれるな。全部店にありそうじゃねーか。」

真顔で言う影山。真剣にそう思っているらしい。

「そう…かな?でもお口に合うか…」

「潔子のメシはうまいに決まってる!早く食うぞ!」


潔子の部屋に運んでさっそく食べ出す。

「いただきます!………うめぇ!……このドレッシングうまいな!もうこれ趣味のレベルじゃねーだろ。」

ものすごいスピードで胃袋に詰めていく影山は、食べ終わるまで潔子の事を褒めまくった。
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