第4章 【五条悟】嫌よ嫌よも。【R18】
そう思ったのも束の間。
締めていた手の力がより一層強まり、目の前の景色が歪んだ瞬間、大量の酸素がの喉に送り込まれた。
再び大きく咳込む。
吐き出しそうになる嗚咽感に堪えながら、自分の中に流れ込む熱に気が付いた。
五条はの首を絞めた後、苦しさに歪む彼女の顔に興奮し、中に情熱を吐きだしていた。
子宮口に陰茎の先を押し当て、吐きだした後も前後に腰を揺らし、奥の方にこすりつける。
長い時間かけて溜まったモノを全て出し切り、ずるりと抜き取れば、支えをなくしたの身体が畳の上に倒れ込む。
膣から溢れる白い液体を「もったいねえ」と言い放ち、指で掬い上げ中へ押し込んだ。
荒い息を吐いて畳に倒れたまま動かないを見下ろす。
引っ張った事もあってか、激しい性行為のせいか。
高い位置で結わえていた髪の毛が制服の上散らばる。
空の色をしたゴムに、結わえられた真っ黒い髪。
ここから出るまでに直さないといけないと思いつつ、昨日の光景を思い出した。
解かれた絹のような髪の毛。
そこらへんに転がる女みたいに照れて。
両手に小さな袋を大事にそうに抱えて。
見惚れてしまうような太陽のようなその微笑み。
風に揺れる髪の毛。
鼻をかすめるいい香り。
その香りを、あの男も、名前も知らねえただのパンピーにも嗅がれたと思うと―――。