第4章 【五条悟】嫌よ嫌よも。【R18】
もっと苛んでやりたい。
完膚なきまでに蹂躙し、屈服させ、踏みにじり、これ以上の苦痛を与えてやりたい。
後ろから蛇のように手を這わせ、服の上から少し尖った先を擦ってやった。
「ひっ……あぅ……ふっ…」
途端に大きく跳ねる身体。
まるでそれは陸に打ち上げられた魚のよう。
それが面白くて、両手を小さい膨らみに這わせ、乱暴に揉みしだき、尖った先端を摘まんだり転がしたりしながら、腰を激しく突いてやれば断続的に甘く痺れるような声が稽古場に木霊する。
「ぃ、や……、やだあぁっ!!……や、やめ、……ぁ」
は快楽を恥だと考えている。
だから今のこれは相当な屈辱なはずだ。
必死に拒絶の言葉を吐く彼女に構わず、五条は彼女の乳首を指先で弄ぶ。
形を確かめるように何度かなぞれば、服の上からでも分かるほど主張し始める。
それに伴い、の性器からはぐちゃぐちゃと今までの非にならないほどの水音が漏れ出ていた。
「変態、淫乱」
「ん、……んあっ、はぁ……あぅ、ひぁ…っ」
の敏感になっている身体に身を寄せ、耳元に息を吹き込むと、逃げる様に身を捩り首を小さく横に振った。
それが気に障って、むかついて、動きに合わせて揺れる髪の毛を掴んだ。
「いっ……!!」
「昨日のガキにも見せてやりてえな。どう思うんだろうな。セックスなんて知らなそうな純情ぶるオマエが、性欲処理に使われて、自分から腰を振る淫乱な女だって知ったら」
「あ、い、いた、いたぃ……」
ぎゅっと力強く摘まみ、ガリガリと爪を立てる。
声にならない悲鳴がの喉からあふれ出た。
「それとも、もうセックスした?」
転がされ抓られ、赤く腫れた先端をピンと指で弾く。
「あっ……!!……ッ」
綺麗な形をした耳をその輪郭をなぞるように舌先で舐める。
時折耳の穴に舌を突っ込み、わざと音を出しながら犯せば、小刻みに震えて涙を零す。