第4章 【五条悟】嫌よ嫌よも。【R18】
畳の上に四つん這いになり、腰を高く上げたその小さな身体を身体を見下ろす。
下着を下ろして、みっともなくケツを突き出し下半身を露出したみっともない哀れな姿に、可哀そうだという気持ちは微塵も湧いてこなかった。
何度でも言おう。
五条はが嫌いだった。
の顔も、声も、髪も、その存在すらも。
を苦しめてやりたかった。
彼女が屈辱と苦痛を感じる方法で。
五条がいない場所でも、白いものや青いものを目にした時に自分を思い出せばいい、と。
そうすれば嫌でもの頭や心の中に五条が住みつき、簡単に忘れる事はないだろう、と。
この方法を思いついた時、自分の事を天才だと本気で思った。
自画自賛した。
前戯なんてものはしなかった。
の割れ目に己の昂った感情を一気に押し当てた。
「……っ!!」
痛みに顔を歪ませ仰け反るに構わず、奥まで腰を推し進める。
「あっ……ぐぅ、……っ」
苦し気な吐息を吐きだすの指先が、畳のイ草を引っ掻いた。
引っ掻かれたことにより畳に傷がつき、五条はの腰を強く叩いた。
「爪立てんな。傷つけてんじゃねえよ」
なら、このような場所でやらなければいいのに。
と思ったが、はぐっと堪えた。