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【雑多】いつかどこかで【短編集】

第4章 【五条悟】嫌よ嫌よも。【R18】







そんなムカつく女が、また東京にやって来た。
京都校の癖に頻繁に東京に来やがる。
そんなに東京が好きなら京都校じゃなく東京校に来ればよかっただろ。
そういうところもムカつく。
3級の給料なんて雀の涙くらいのもんだろ。
それなのに連休になれば遊びに来て。
なに、そんなに稼いでんの。
3級の癖に?
もしかして隠れてパパ活とか枕営業とかでもしてんの。
オッエー、気色悪い。
それでへらへら笑ってんだろ。
恥ずかしくねえのか、みっともねえって思わねえのか。
あ、思わねえか。
弱いからな。
弱い奴はそういう倫理観や道徳心みたいなものって薄いんだろ。
知らねえけど。

そんな奴がまた東京に遊びに来て、男と街に繰り出して。
あの男はもしかして今日のパパ活の相手だったりすんのか。
だからお洒落のつもりかしんねえけど、うざったい髪の毛を下ろしていたのか。

まじで。
目障りだ。
心の底からそう思った。



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