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【雑多】be there【短編集】

第22章 【呪術廻戦】DOOR【4】








「やぁ、そこのお兄さん」
と、赤色の服を着ている男―――灰原雄が言った。

「君が扉を開けようとしているんだね」
と、青色の服を着ている男―――加茂憲紀が言った。

「その扉を開けてはいけない」
と、緑色の服を着ている男―――伊地知潔高が言った。

「簡単に開けさせるわけにはいかないんだ」
と、黄色の服を着ている男―――与幸吉が言った。

「力づくでも行かせない!!」
と、ピンク色の服を着た女―――西宮桃が言った。

「ただで通れると思うな」
と、土器色の服を着た男―――東堂葵が言った。

「何がなんだか……。君達は一体なんなんだ?」
「俺達は!!環境活動戦隊!!」
「「「「「エコレンジャー!!」」」」」

赤、青、黄色、緑、ピンクがポーズをとる中、一人だけ、土器色の服を着た男はおろおろと戸惑いを見せていた。
しかしそれでもやはり彼らは気にすることなく、夏油に語り掛ける。

自分たちは、地球環境を守るために世界各地から集められたヒーローなのだと。
大気汚染や地球温暖化防止のために移動は極力自転車か徒歩、そしてご飯は残さず食べゴミはしっかり分別しているレッド。
水は出しっぱなしにせずこまめに止め、トイレで水を流す時は「大小」をきちんと意識しているというブルー。
森林を守るために森の木を伐って、苗木を植えて育てていく活動をしてるグリーン。
地球温暖化防止のため、節電をしているイエロー。
買い物をするときは必ずマイバックを持ち、レジ袋のゴミを出さないように心掛けているピンク。
そして、使った物は元の場所に戻し肥満にならないように適度な運動を心掛けている土器色。

それぞれが一人一人できるエコを実施していると言うのだが。






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