第14章 【五条&七海】死んだ方がマシだった【R18】
ガツガツと臀部を叩く五条の腰の衝撃すら気持ち良いのではないかと錯覚する。
膣内の狭い肉を掻き回される度に湧き上がる狂おしい程の快感に、もう限界だとばかりに腰が震えた。
「っま、また…きちゃぅっ……また…っんぁン!ふぁっ……ぁん!」
「っふ……!!」
後頸部に鋭い痛み。
それが刺激となって弾ぜてしまったのナカで、五条の雄がビクビクと跳ねた。
五条が、噛み付いたの首筋を今度は舐め上げながら緩く腰を振る。
はーっ、はーっ、と荒く吐かれる息が首筋にかかり、は逐精の余韻に浸りながらぶるりと体を震わせた。
指一本動かせないはソファに倒れたまま、朦朧とする意識の中、五条を見た。
額から流れる汗を拭いながら五条は冷たい目でを見下ろし。
「"俺"の許可無しに他の奴とヤりやがったら、その場でバラすからな」
「……は………い」
その目に宿る不穏な光に息も絶え絶えになんとか頷くことはできた。
バタン、と扉が閉まる音がして五条がこの部屋から出て行ったのだと理解したは、静かに瞳を閉じた。
時計の規則正しい音が心地よく、すぐに深い夢の中へと落ちて行った。