第14章 【五条&七海】死んだ方がマシだった【R18】
今までは嘲るような言葉を吐きながら自分を犯していた五条が、表情すらなく、しかも一言も言葉を発せず息だけを荒げているこの状況に酷い違和感を感じる。
が。
「やっ!!ああああっ!!」
体を滅茶苦茶に振り回されるような激しすぎる蹂躙に、そんな事を気にしている余裕が無い。
乱暴に大きな手で胸を揉みしだかれ、突起を指先で転がされると、そこすら甘く疼いた。
「五条さ、らめっ……、もぅっ、む、むりぃ……ご、ごじょ、五条さ……、やらぁッ……、ひぁっ、ぁっあン……ッ」
自分を犯している男の名を何度も呼ぶ。
突き入れられる熱、身体中を這う手、舌。
一度快感を覚えてしまえば歯止めが利かない。
の身体は、まるでこれが正しく快感を得る行為だと言わんばかりに高ぶっていく。
恐らくは、自分の腰が揺れているのにすら気付いていないだろう。
名前を呼ぶ度に膣内の圧迫が増し、は苦しさから逃れるために抑えられない喘ぎの合間にひたすらにその名を呼んだ。
どうにかしてほしい。
これ以上はもう―――!!