第14章 【五条&七海】死んだ方がマシだった【R18】
七海は若干の焦りを感じていた。
切なげに鳴く声、敏感な、しかし愛撫に全く慣れていない身体。
戸惑いがちに快感に喘ぐ顔に、気付けば自身の雄が熱を帯びていた。
参った、そんな趣味は無かったんだが―――。
の足を割開きその間に体を固定させ、見下ろす。
胸を上下させ、頬を朱に染めている顔が、酷く扇情的だった。
五条から渡されたローションボトルの蓋を開け、の膣口にボトボトと垂らす。
ひゃ…と短い悲鳴を上げ、が目を丸くした。
薄い陰毛をローションが、しとどに濡らしていく。
既に湿っていたの膣口に、ローションをたっぷり絡ませかき混ぜる。
嫌々ながらの行為のはずだった。
だけど、それはもう関係のないこと。
の感じている顔をもっと見たくなった。
それだけだ。
「ひぁあっ、あぅっ……、っや、駄目……あっ、んぁ…」
「どうしてですか?気持ちいいでしょう?」
「はっ……、うあ……っ」
くちゅくちゅと入り口の浅いところを抜き差ししていた指を奥まで挿入していく。
ビクンと跳ねたの豊満な胸に舌を這わせ、舌先で転がす。
きつく狭いそこは、ローションと彼女の中から分泌された愛液で更に奥まで七海の指を飲み込んでいく。
クチクチと音を立て、中を解し指を二本に増やしたが、は慣れていない行為に多少苦しそうに眉をしかめるだけだった。
指を奥まで突き入れ、ぐちゅぐちゅと腹側の壁を圧迫する。
ざらざらとした感触に七海は「はぁ……」と熱い吐息を漏らした。
名器、か。
ざらついた部分を指の腹で擦り、Gスポットとポルチオを刺激してやればの口からは悲鳴に近い喘ぎ声が漏れた。