第14章 【五条&七海】死んだ方がマシだった【R18】
「ごっ、五条さん……っ」
驚愕に見開かれた目。
五条に運転席にと、の視線は忙しなく動く。
組敷いたの、柔らかく白い肌触りのいい体を撫で上げた。
対向車のライトや街のネオンに浮き上がらせられる、自分の付けた痕が色濃く残るその体。
首筋から始まりその痕をなぞるように手を滑らせれば、の快楽に慣れていない体がビクビクと跳ねる。
顔を赤くして、口を両手で抑え必死に声を押し殺している、その姿だけで十分だった。
「今日も可愛いなぁ。昨日散々愛し合ったしね?いや、今日の朝まで、か。……手、どけて。声出して聞かせてよ」
言われた屈辱的な台詞に、見開かれた目からぶわっと涙が溢れる。
それでもは、自分の口からゆるゆると手を外した。
この女の泣き顔は、見ていて何て楽しいのだろう。
「……今日も可愛がってやるよ」
口調が変わり、舌なめずりをした五条はスーツのジャケットから透明なボトルを取り出し、を開け中身を手に取った。
トロトロと手に絡む液体はローションだ。
五条の手から溢れた液体は、そのままの濡れていない陰部へと滴り落ちる。
「!?な、なに……っ?」
「ローション。ふは、グチャグチャでやらしい眺め」
「やっ、これは……っ、ひッ」
くちゅり、と、たっぷり滑りを帯びた五条の指が、浅くの膣口に侵入した。
同じくローションによって潤ったそこは、難なく五条の指を飲み込む。
「っうぅ、あぐ…、いっ……、はっ、あ……っ」
「ちょっと腫れてる?」
労るような言葉とは逆に、五条の指はの狭い入り口をどんどん解していく。
そのついでとばかりにの体の上に覆い被さり、昨日とは違う箇所にキスマークや歯形を残した。