第11章 【五条悟】死んだ方がマシだった【R18】
正直、口淫の技術は普通だ。
下手でもなければ上手くもない。
だけど、この征服欲が満たされる感じはいい。
最高だ。
口腔内で出し入れするだけのの頭を両手で掴み、一気に喉奥まで突いた。
急に喉を刺激されたせいで、嘔吐く。
五条の太腿を叩くが、そう簡単に解放されるわけもなく暫くその状態が続いた。
おえ、おえ、と動く喉の動きが女の膣がイク瞬間に締まる感触と似ていて堪らない。
五条の先走りと自身の唾液が口から溢れ、涙と鼻水に混じり酷いことになっていた。
それすらも五条にとっては興奮材料にしかならない。
心地がいい。
でも、そろそろ……。
イきたい。
出したい。
飲ませるか?
否、の顔にぶっかけてやる。
五条はの頭を抱え直すと、思い切りガツガツと前後に振った。
「っいいか、歯ぁ立てんなよ……っ」
「ふむぅっうっぐうう……っ」
挿入した時のようにの頭をゆすり、腰を使う。
限界が近づくに連れ、動作が速まる。
「っ出すぞ……っ」
「むぐ……っぷはぁ……⁉」
一気に五条がの口から抜き出し、そしてその顔面めがけ、性を放った。
「……っふぅー、は……」
「っかは……っはぁ……っあ……」
顔中を汚す、汗と、涙と、鼻水と、涎と、精液。
よろ……と後ろに重心を崩したは、右手を床に着き体を支え、へたんと座り込んだ。
は左手で顔を拭い、茫然と手に付着した五条の精液を見ている。
身につけている服にも白い飛沫が飛び、さらにそれが汚れたことを際立たせる。
己の薄汚い精が覆っているの顔は、何が起こったのか全く分かっていないような、キョトンとしたあどけない少女の顔で。
汚してやった征服感は、すぐにそれを上回る支配欲に塗り替えられた。