第6章 【石神千空】人はそれを○○と呼ぶ【R18】
「あ……っ!!」
「やっぱり千空くんのカタチのままじゃないですか」
氷月の指が肉壁を擦るたびに、がくがくと腰が大きく揺れ彼の指を強く締め付ける。
"イイトコロ"ばかりを責め続けられ、ただその気持ちよさに喘ぐことしかできない。
これ以上ナカを激しく刺激されてしまえば絶頂を迎えてしまう。
それと同時に、氷月の指のカタチを覚えてしまいそうで彼女にとってはそっちの方が怖かった。
「もっとくんが可愛い声がでてしまうトコロ、教えてください」
「あっ……、ひょうが、くん……っ、ごめ、ごめん、なさっ……、私……」
「………モズくん。そろそろいいんじゃないですか」
ポロポロと涙を零す彼女を見て、氷月は軽く息を吐くと指をゆっくりと引き抜いた。
渇きを知らない膣口はずっと愛液が溢れている。
氷月は、己の欲望を妖艶に誘ってくる彼女の痴態にかぶりつきたい衝動を抑え、自分の指に纏わりつく彼女の愛液をおいしそうに舐めとった。
モズはというと、彼女を後ろから抱きしめると大きく反り立つ陰茎をやっしく手で包むように彼女に耳打ちをした。
「こうしていれば、間違ってナカに入るなんてことはないでしょ。きついかもしれないけど我慢してよ」
四つん這いになり、モズの陰茎を太腿で挟み人差し指と中指で包み込むように握れば熱い吐息が彼の口から漏れた。
まるで本当に挿入しているような圧迫感にモズもまた理性を失い、獣のように腰を打ち付けた。