【WIND BREAKER】愛なんて知らなかった(R18)
第8章 ※歪み
「これは…バック。
ん…すっごく深く入るね…」
はぁっ…と息を乱すと、そのままのしかかるように体を密着させながら深く突く条君。
『んっ…ぁっ…ゃっ…ゃぁっ…』
両胸を包むように揉むと、先端を弄る。
「前から思ってたんだけど、沙良ちゃんのおっぱい…
俺の手にぴったり収まるんだよね…
柔らかくて凄く…気持ちいい…」
『んぁっ……ゃっ…』
「っ…締まる…
ここ気持ちいい?」
『ゃぁっ……』
刺激に体が疼く事に加え、顔が見えない不安に感じてしまう自分がいる。
条君の片手はスルスルと下半身に降りていき、陰核に触れると、指の腹で優しく擦り始めた。
『ぁっ…ん……ぃゃっ……それ…』
急激な刺激にぎゅうぎゅうと締め付けてしまうのが自分でもわかる。
「はぁっ…1回……出すね…」
腰を掴むと、パチュパチュとお尻に打ち付け始めた。
ユサユサと揺さぶられ、奥に響く。
『んっ…ぁんっ………はっ…』
ズチュっと突き上げられると、ズルリと条君はいなくなり、お尻に温かいものを感じた。
『はぁっ………はぁっ……』
崩れた私のお尻をティッシュを拭き取ると、条君は再び私を仰向けにし、まだまだ昂った自身をヌルヌルのソコに擦った。
『っ……まだ…する…の…?』
「…沙良ちゃんのナカ…気持ち良すぎて…
収まらないや…ダメ…?」
『………』
「…ごめん、辞めようか…」
『…る…なら…』
「……?」
『するなら…ずっと…この姿勢でが…いい……』
side 十亀
潤んだ瞳で俺を見つめる沙良ちゃん。
頬は赤く火照り、髪も息も乱れている。
「この姿勢って…正常位?」
コクンと頷く沙良ちゃん。
「わかった。怖かった…?
座位とかバック…」
フルフルと首を振る沙良ちゃん。
『顔が…』
赤い頬は更に赤らんでいる。
『見えないの…嫌…不安になるし…』
沙良ちゃんは俺をチラリと見て黙った。
「不安になるし…何?」
言おうかどうしようか迷いながら、口を開いた様子だった。
『キス…できない…から……』
ドクリと心臓が跳ねた。
「俺と…キス…したいの?」
コクリと頷く沙良ちゃん。
『条君のキス…気持ちいい…』