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【WIND BREAKER】愛なんて知らなかった(R18)

第8章 ※歪み



誕生日プレゼントに、と店員さんに相談すると、色々なモチーフの紹介をしてくれた。

『ことはちゃんも、ネックレスこのお店で買ってるんだよ。星の形可愛いっ…ありがとう、条君。』


目を輝かせて星のモチーフに触れる姿に胸が高鳴る。


「気に入ってくれたなら良かったぁ…
つけてもいい?」

頷く沙良ちゃんからネックレスを受け取ると、背後に回り込んだ。

「髪…ちょっと上げて?」

『うん…』


カチャリと留め具をはめると、俺は沙良ちゃんの身体に腕を回した。


『…っ……』

「星のモチーフにはね…こんな意味があるんだって。
魔除け、健康、富、希望…それから……自信。」

沙良ちゃんの耳元で小さく囁いた。

「今日の最後の沙良ちゃん…良かったよ。
いつの間にあんな事できるようになったの…?」


俺はふっ、と笑って沙良ちゃんの首に唇をつけた。

『っ……条君……』

「けど…
何かどんどん俺の知らない沙良ちゃんになっていくよね…」

沙良ちゃんを反転させ、床に押し倒した。

『っ…条君っ……』

俺の胸をそっと押す、沙良ちゃんの悲しそうな顔。

「皆には秘密にしてほしかったなぁ…
嫉妬しちゃったよ。」

ワンピースの上から沙良ちゃんの左腕をさすった。

「………沙良ちゃん…
いつの間に蘇枋とそういうことしたの?」

目を見開き、明らかに動揺して顔を背けた。

『…言う……必要……』


うん、ないよね。確かにそうだ。


でもさ…俺が嫌なの。


俺は沙良ちゃんのワンピースのボタンをプチプチと外していく。

『ゃっ…止めっ……』

俺の手をぐいぐいと押す手をまとめて頭の上に縫い付ける。

「…見せてよ……」


なければいい…


あるはずない…


祈りながらボタンを外し、ワンピースを開いた。


「…っ……」


胸元につけられた赤い印。

スカートもめくり、ストッキングを無理やり脱がせる。

『ぁっ……嫌っ…』


内腿、背中…

気付いたら下着も剥ぎ取っていた。


お尻…秘部スレスレのつけ根…

恐らく蘇枋のものであろう紅い華は沙良ちゃんの白くて綺麗な肌にくっきりと映えていて、吐きそうになった。


『…ぁっ……条君…止めてっ……』
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