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導きの巫女と勇者サマ御一行[dzl]

第10章 思わぬ登場


 思ったより、柔らかい感触だった。

 それが私の手を握ってきたような気がして、私は強く握り返した。そして私は、気付けば光る何かを引っ張り出そうとしていた。

 思いの外それはするりと抜けて私は思い切り尻もちをついてしまう。

 いつの間にか光はどこへともなく消えていた。だが、そこには思わぬものが現れていて……。

「あれ……? ここどこ?」

 人間だった──。
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