『ヒロアカ』I want you【ホークス・爆豪・荼毘】
第1章 はじまり《※ホークス》
「お風呂入ってくる!」
引き出しの中からゴソゴソと着替えを準備するちゃん
チラッと覗いてみると黒色の下着を手に取っているのが見えた
「黒もいいね、けど俺赤が好きだよ」
背後からそう伝えるとちゃんは耳まで真っ赤にして急いで赤い下着に持ち変えてお風呂場に向かう
健気だよね、そうやって俺の好きなものに合わせてくれるところ可愛すぎでしょ
あーこの生活がずっと続けばいいのに
明日から再開する潜入捜査のことを思うと憂鬱だ
あの血生臭いところであいつらの機嫌を伺いながら偽の笑顔を貼り付けて過ごすのがどれだけのストレスか
こういう汚れ仕事にはもう慣れたつもりだったけど、こういう仕事をすればするほどこんな汚い俺がちゃんといて良いんだろうか
あんな綺麗な彼女を自分が汚してしまっていいのだろうかと思う
最近はその事が頭から離れない
時々彼女に言う、他の男にしとけば?という言葉はあながち本心だ
自分よりもちゃんに会う男は絶対にいる
しかしそのことを想像すると奥歯をぎりっと噛み締めたくなって、発言と行動の矛盾に自分でも何がしたいのかよくわからなくなる
「はぁーーーー」
大きなため息をつき、ソファに寝転がって何も考えたくないと目を閉じていると甘いバニラの香りに包まれる
「おまたせー、ホークスも入ってきていいよ」
お風呂から上がったちゃんが俺を優しく包み込む
少し濡れた髪の毛にキャミソールから覗く赤い下着と谷間
短パンの隙間から見えそうなパンツ
お風呂上がりで少し紅くなっている頬
どれも俺を喜ばせるには十分すぎる
高校生相手にこんなに欲情するとは自分でもびっくりだ
「えっろ」
小声でそう言うと理性を抑えるため「じゃあ俺も入ってくるねー」と右手をヒラヒラさせてお風呂場へと向かう
いつもいつも猿みたいにがっついたらだめだ
大人の余裕を見せないとホークス
なんて自分に言い聞かせお風呂場の中で大きくなった自身を扱い、先ほどのちゃんの姿を思い出しながら自慰をする
「……っん、はぁ」
俺ってこんなに性欲強かったっけか?
「はぁはぁ………イッ…く」
ポトッ…ポタッ…
ビクビクっと体を少し震わせながら欲を吐き出す
吐き出したものは排水溝に流れていき、急いで体を洗うと彼女のもとへと戻る