『ヒロアカ』I want you【ホークス・爆豪・荼毘】
第7章 荼毘という男《※荼毘》
「なあ、目の前で好きな女が犯されるってのはどんな気分なんだ?おしえてくれよ」
「ってめぇ…」
血管が切れそうなほど浮き出ている爆豪くんの額には汗が滲んでいる
荼毘は、にやっと笑うと止めていた腰の動きを再開させる
「ッ‥!っあぁ!!ぁッ‥‥!!」
「もう終わりと思ったか?油断してんじゃねえよ、」
「こんなのっ、ひ…どい…ッ」
少しでも抵抗したくて奴の背中に爪を思い切り立ててみるが、荼毘は少しも顔を歪めることはなく思わず痛覚がないんじゃないかとさえ思う
「きもちいいですってあいつの目を見て言え」
私の耳元に口を近づけると楽しそうに言う
「言…わないっ」
「ならあいつが炭になっちまっても文句は言えねえな」
「…………やめて…。…言うから……ぁッ」
そう言うと荼毘は再び私の顔を無理やり爆豪くんの方に向かせる
「き、きもち…い…いです……」
爆豪くんは歯を食いしばって荼毘の方を睨みつける
「…ぜってぇコロス」
ごめんなさい爆豪くん
こんなに弱くて何もできずにごめんなさい
悔しさから涙が止まらない
「あー‥出る‥」
荼毘の息が少し荒くなる
それに合わせて腰の動きが早くなると更に奥にグイッと押しつけられ暖かいものが流れ込んでる
あぁ中に出されたんだなとすぐにわかった
それよりも今はやっと解放されると言う気持ちのほうが大きい
ズルりと私の中から引き抜くと
「コピーしたか?」と聞いてくる
「手錠されてるからできるわけないでしょ。この手錠されてたら個性使えない」と答えると
「そうだったそうだった」とわざとらしく言う
最初からこいつは私に個性をコピーさせる気なんてなかったんだ
「まあいい次会った時はちゃーんとコピーしてもらう」
荼毘は床に落ちている白いパンツを拾い上げると私に向かって投げてくる
そして爆豪くんの方に近づいて行くと目の前でとしゃがみこむ
「あんたもだ、次までに俺達の仲間になるか考えておけ。…まぁまたこうなりたくなかったらなんて言うのが正解かは、バカじゃねえからわかるよなあ?」
爆豪くんは睨みつけるだけで何も返事をしない