『ヒロアカ』I want you【ホークス・爆豪・荼毘】
第5章 初めてのひと《※ホークス》
油断した俺にレディナガンはもう片方の空いてる手で俺の股間に手を伸ばす
ガシッとそこを掴むと全く反応していない俺のものに気づき「ホークス、使い物にならなくなったのか?」と聞いてくる
「使い物にならなくなったなんて物騒な言い方やめてくださいよ、まだまだ現役ですから」
「昔はこれだけで元気になっていたのにな」
「何回も言わせないでください、この4年の間に俺が誰も抱いてないと思いますか?こんなんで勃つほど昔みたいにもうピュアじゃないです」
「ならお手なみ拝見させてもらおうかな」
そう言って近づけてくる顔をサッとよける
「…冗談よしてください、俺好きな子いるんですよ」
レディナガンは少しびっくりした表情の後いつもの表情に戻る
「お前に好きなやつ…できたんだな」
俺の頭にはちゃんの姿が浮かぶ
「はい、とても素直な可愛い子です。俺らみたいに汚くない綺麗な心を持っている」
そう言っている俺の顔は鏡がなくても分かるほど、ほころんでいるだろう
「そうか……。こんなところに呼んで、悪かったな」
申し訳なさそうな顔をする彼女に「いいんです、俺も久々に会えて嬉しかったです。」と伝えると、優しく微笑み返してくれる
「その子のこと、大切にしてやれよ」
「…言われなくても。……話以上なら俺はこれで失礼しますよ」
「あぁ、行ってくれ…
ホークス、好きだったぞ」
そう言って見つめてくる彼女の目を見つめ返し
「…俺もですよ」
そう言い残して部屋を後にする