『ヒロアカ』I want you【ホークス・爆豪・荼毘】
第5章 初めてのひと《※ホークス》
初めてレディナガンと会ったのは俺が13歳の頃
「ホークス、今日からお前の教育につくレディナガンだ」
会長から紹介されたのは紫色の髪をした女
「ホークス、よろしく」
そう言うと俺の肩を優しくポンっと叩き「頑張ろうな」と微笑みかけてくる
そんなに対して歳は変わらないだろうに、あの時の俺から見たら彼女はかなり大人に見えた
見た目がと言うよりも精神的にもう成熟している様に感じる
こうなるまでに色々なことをしてきたんだろうなと言うのは見てすぐわかった
そこからというものはほぼ毎日一緒に過ごした
「ホークス、私が体を洗ってやるからこっちにこい」
「いいって!自分で洗えるから!」
「遠慮しないでいいからはやく」
先に裸になってお風呂場から誘ってくる彼女に俺は目のやり場に困り、しょうがなく自分も服を脱いで中に入る
「ねぇ、強いよもう少し優しく洗って」
「なーに!生意気ながきんちょめ」
そう言うと先ほどよりも、より一層力強く頭をわしゃわしゃと洗われる
「だからいたいってー!」
「ヒーローになる男がこんなんで痛いなんて言ってちゃこの先不安だなー」
そう言われ俺は唇を尖らせて大人しくする
「ふふっいい子だ、よし全部洗えた!次は私が洗うから先に湯船に浸かってて」
言われた通り先に湯船に浸かり彼女が洗い終えるのを待つ
「ふふーん」とご機嫌に鼻歌を歌いながら洗う彼女とは裏腹に、俺は初めて見る母親以外の裸に釘付けになってしまい彼女が腕を動かすたびに揺れる胸から目が離せない
「ませガキ」
その言葉に、はっとして顔を上げるとこちらをじっと見つめる彼女と目が合う
「べ、べつに見てないし!」
「ふーん、私はべつにませガキって言っただけで見てるとか何も言ってないがな」
ニヤニヤ顔でそう言われ、やられた…!そう思って唇まで湯船の中につけてできるだけ顔を隠す
「そろそろ上がるか」
洗い終えた彼女は俺の腕を引っ張り湯船から引き上げようとするが俺はそれに反抗する
「ま、まだ入ってるからいい」
初めて見る女性の体に俺自身のものはギンギンに勃ってしまっている
今上がったらバレてしまうそれは絶対に嫌だ
「この後もまだ教えることがあるんだ、早くしないと寝るのが遅くなるぞ」