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『ヒロアカ』I want you【ホークス・爆豪・荼毘】

第5章 初めてのひと《※ホークス》


ちゃんに最後の挨拶をして数日が経過した

俺はと言うと心の中が空っぽになった様な感覚で、ボーッとすることが多くなった

「ーク、すッ!ホーす、さん!ホークスさん!!!」

サイドキックに名前を呼ばれていることに気づき「ん?ごめんごめん」と返事をする

「もう!しっかりしてくださいよ!この資料目通しておいてくださいね」

「はいよー」

こういう会話も何度目だろうと言うほど繰り返してきた

「最近、ホークスさんおかしいよね。」
「すごいボーッとしてるよね、この前なんか空いてるマンホールに気づかずに落ちかけてたからね!あのホークスさんがだよ?」

サイドキック達が俺のことを心配してる中、プルルルプルルルとスマホが振動する
画面を見ると【公安】

スマホを見つめながら防音室に入り、鍵をかけると応答ボタンを押す

「はい、どうしました?」

「ホークス、どうだ最近は」

「まぁまあっすわ」

「そうか。…お前に合わせたい人がいる、こっちに寄れるか?」

「会わせたい人?珍しいですねわかりました」

次はなんだ、なんの仕事をさせてくるんだ公安

「俺ちょっと行くとこ出来たから、よろしくね」

部屋から出るとサイドキック達にそう言い残し俺は公安へと向かった







コンコンッ

「失礼します」

2度扉を叩くとゆっくりとドアノブを捻り中に入る
いくつかの人影が見えその中のひとつが話しかけてくる

「やあ、久しぶりだな…ホークス」

「あなたはっ…!」

見覚えのある声と紫色の髪

「レディナガン…さん…」

「元気そうだな」

俺のことを見て微笑む女性、レディナガン。
公安の俺の直属の先輩になる人
まだデビューする前にかなり長い間同じ時間を過ごし公安としてヒーローとしてのイロハを教えてもらったのもこの人だ

そして…


俺の初めての相手
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