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『ヒロアカ』I want you【ホークス・爆豪・荼毘】

第2章 何気ない日常《※爆豪》


翌日

「よしお前ら、今からそれぞれペアを組んでそいつと戦え負けた奴は昼飯抜きだ」

「「「はーい」」」

そう言われて俺は真っ先にあいつのところへ行く

「おい茶髪」

「な、なに?」
びくっと肩を震わせながら返事をする

「俺と戦えや」

「え、うんわかった」

「ならちょっと爆豪くんの借りるね」
そう言ってあいつは俺の手を握ってくる

こいつの個性はコピー
B組の物間と似ているがの場合対象に触れる時間が長ければ長いほどコピーの質が上がるらしい
それに深く交えばまたその分また質を上げ、最終的にはオリジナルを超す程の個性が発揮出るそうだ

はっ、なんちゅう個性

「おい、いつまで握ってんだ」

「ごめんごめん、手のひら同士のコピーだと最低5分間は触ってないとなかなか良いのコピーできないの」

一応コピーは一瞬触るだけでも可能らしいがその場合オリジナルの約3割の精度らしい

手のひら同士だと5分でオリジナルの5割
キスでオリジナルの6〜8割
セックスで9割〜12割発揮する事ができるらしい

入学したばっかの個性の紹介の時に恥ずかしげもなく自分で語っていた
まあ小さい頃からこの個性と付き合ったんだ
今更恥ずかしいも何もねぇか  

「…なら、キスでもすんか?」

「…え?」

「変な意味じゃねぇ!俺はできるだけ強い奴と戦いたいだけだ!」

自分で言い出したのに恥ずかしくなって大声を上げる

「わかった、…ちょっとごめんね」

え?
唖然としてるとは背伸びをして俺の唇に軽くチュッとする

「おい見ろよ!爆豪達キスしてるぞ!」

モブ達がなんか言ってっけど関係ねぇ
好きな女とキスもできて、自分と同じ個性と戦えるような状況、最高だな

「よし、たぶん6割くらいはいけたと思う!」

そう言って俺から離れ、手のひらからパチパチと爆破をして個性の確認をしている

「んじゃ、はじめっぞ」

そう言って爆破をして空中へと飛ぶとも同じように動く

くそ、胸に目がいっちまって全然集中できねぇ
そんなバカな事考えてたら、いつの間にか間合いを取られが俺に馬乗りになる
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