第8章 吾輩は猫である
ギャイギャイ
(騒がしい毎日だと思う)
騒がしい毎日が心地よくて
クン
「···」
「ん?ランスさん?」
「··にゃー」
「のワアアア!!声が良すぎる!!」
ばたん!
『✿ちゃーん!!』
✿✿✿
がばっ!
「っはぁ!ここは医務室、そういえば··ランス君の鳴き声で倒れたんだ··」
コツン
(ん?)
何か当たり隣を見ると
ぴるるっ
「すー···すー··」
(は?ネコ耳ランス君が寝てる、しかも隣で起こすべき?)
どきどき
(相変わらず美形だよな、1部のファンが盛り上がるわけだ)
じじじーーー。ポツリ
「···私が好きになったらいけない人だな」
「本当か?」
「ランス君!?起きていた··!?」