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カロン

第8章 吾輩は猫である



ぎゅうぅ··
「···君を離したくなくなる」

「··後ろ向かせてくれたせんか?逃げませんから」

「まぁ、許可しましょう」

『·····』

お互いに顔を合わせた。
オーターさんは座っているが私は立ち上がった

だけど私の目の前にいるオーターさんは···

(無表情なんだけど··)


目の前にいるのは、✿を知らない✿✿


すっ···ギュッ
「よく、頑張りました。偉いよ、もう気を張り詰めなくていいんだよ」

「···音がする(何故だろうか、目の前にいる生徒は力も魔力も平凡なのに··何故か)」


一緒にいたいと思ってしまう


あぁ···










ほしいな









✿✿✿
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