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奥まで愛して —お嬢様✖️溺愛執事—

第1章 お嬢様、誘惑する。




「ぁ…………っ、うそ…………」


ドクドク脈打ちながら子宮に流し込まれるハイセの欲の塊。
熱くて。
お腹の奥の奥、子宮が燃える。
注ぎこまれる度に。
子宮が悦んでる。


「…………っ、射精(だ)したものにまで感じるなんてずいぶん魅力的ですね、お嬢様?全部これ、搾られそう」
「ん…………っ、お腹、あつくて、きもちいい。はいせ、ずっときもちいいの、とまんない…………っ」




「———————〜〜〜っ」






ゆるく、腰を打ち付ける動きが。
止まって。




「あ…………っ、やだ、まだ抜かな…っ」




ずるずるずる、って。
ハイセがあたしのなかからいなくなる、消失感の、あと。






———————ぐちゅん!!



て。
お腹に感じた殺意にも似た、存在感。


「…………もちろん」

「や…………っ?ぁあああっ—————〜〜〜〜っんん!!」



今までと全然違う衝撃に、頭と身体がバラバラになる。
引き千切れそうなほどに。
身体が反り返った。



「嫌って啼いて叫んでも抜かないよ」

「はいせ、はいせぇ!!それ、おも、ぃい!!やぁああ!またすぐイ…………っ」



手加減なんかいっさいなくて。
ハイセが、本気で抱いてくれてるのがわかる。
いつもみたいな優しさとか。
気遣いとか。
そんなの取っ払って。
ただの雄みたいに。
あたしを求めてくれるのが。



たまらなく嬉しい。



「あ………っ、んん!!」



ぐちゅん。
ぐちゅん。


て。
淫らに音が脳を支配する。




「さっきだしたやつ、空気含んで音やば…………」
「はいせ、すき」




愛おしくて。
世界中の誰よりも。
過去現在未来においても永劫的にハイセが好き。




「はいせぇ…………っ」





「皇…………っ、」






「は…………っ、ぁ、あああ!!」







子宮の奥に熱い熱を感じながら。
脱力したハイセの頭を、抱きしめた。
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