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奥まで愛して —お嬢様✖️溺愛執事—

第1章 お嬢様、誘惑する。





「…………」



や、ば。
何これ。
何これ何これ。
なんか今日、すごくない?



今だにあたしの上で脱力したままのハイセの髪の毛を抱きしめたままに、柔らかな少し癖のあるそれを撫でた。



「っ」


やば。
まだ、なか。



挿入った、まま…………。





しかもあれ?
なんかさらに。
お腹、くるしくなって、ない?





「いやこれ、不可抗力」
「何が!!」




さっきまで、とゆーかもはや幻!?かもしれないと思えるほどに。
脱力したはずのハイセの身体は全然元気で。
身体を起こしてすぐに、コップの水を口に含むと。
そのまま冷たい水をあたしへと流し込んだ。
喘ぎっぱなしだった枯れた喉には心地よく浸透して、喉が嬉しそうに迎え入れる。




「自分から口開けて、もっと欲しいです?」



口の中に入ってきたハイセの長い指先を舌に絡ませれば。
満足そうに瞳を細めて。
また。
冷たい水が流し込まれた。




「…………お嬢様」




ゾクゾクする。
ハイセにそう、呼ばれるだけで。
お腹、熱くなる。
しかもわざとだ。
わざわざ耳元で言うことなくないですか。



—————ッッびくん!!


て。
今絶対あたし。
ハイセの声だけで感じた。


「…………ほんと、正直」
「はいせ、がぁ!!なか…………っ」
「うん。吸い付いて離してくれない」





「ん…………っ、ふぅ、っあああァ!!」






口調も。
声も。
使い分けて。
激しく獣みたいに攻め立てるくせに。
嬉しそうに甘えた声、とか。
余裕なく吐息まじりに吐き出される小さな声とか。
いろんなハイセ、目の当たりにして。
無理。
頭ぐちゃぐちゃで。




「すごい、なかから溢れて泡立ってるとか、エロすぎ」
「はいせ、が!!抜かないんじゃない…………っ」
「抜かないで、っておねだりされちゃったし」




「————ふ…っ、ぅう!!」




奥。
子宮えぐるの。
それ。


重いのにぃ!!




「ほら、せーしもらいに子宮降りてきたよ」


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