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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第16章 君は僕のモノ フョードル


じゃら、、、、。

ここに監禁されてからどれくらい日が経ったのだろう。

薄暗い部屋、空気が重く、息がしづらい。

片足には鎖がつけられ、ベッドに固定されている。

部屋にはベッドと、トイレとシャワーのみだ。

今日も彼が来るのをただじっと待つ。

私を監禁した人物。

それは、、、、

ガラガラと扉が開いた。

「、ここの暮らしは慣れましたか?」

『フョードルくん、、、』

そう、私の恋人のフョードルくんだ。

『どうして、、、、?』

「何がですか?」

私の云っている意味が判ってない彼は首を横に曲げる。


『どうして私を監禁したの、、、?』

「ああ、理由ですね?それは、、、貴女を愛しているからです。」


『私も愛しているわ、でも監禁までしなくても、、。きゃっ』


ドサっとベッドへ押し倒された。


「嫌なんです。貴女の瞳に僕以外が映るのが。僕だけがいいんです。貴女のその美しい瞳に映る人物は、、、、。」

彼の愛の重さは判っていた、判っていたはずなのに、、、。

「その怯えた瞳も大好きですよ?」



彼を怖いと感じてしまったのだ。






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