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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第16章 君は僕のモノ フョードル


『凄い!!どーなってるの??』

ニコライ「簡単だよー、これをこうしてこうして、、、」

『なるほど!!』

僕の可愛い彼女は、ニコライくんと仲良く話をしている。

僕はその様子を本を読みながら眺めていた。

然し、僕の心は穏やかではない。

ニコライくんはの頭を撫でたり、手を握ったりとスキンシップがかなり多い。

もで全く気にしていない様子です。

「お仕置きをしないといけませんね、、、、。」

自然と口角が上がりそうになるのを必死に押さえ込み、彼女に声をかける。


「、そろそろ行きますよ。」

『はーい!じゃあね、ニコライくん!』

ニコライ「ああ、またね!ちゃんっとフョードルくん」

彼は何かを察したようで、僕に意味ありげな視線だけを送ってきた。

「随分と彼と仲が善いですね?」

『だってニコライくん面白いんだもん。』

無邪気な笑顔を向ける、堪らなく愛おしい。

でも、その無邪気な笑顔は僕だけに向けるものでいいんです。

隠れ家へと着き、彼女に紅茶を淹れてあげた。

『ありがとう!いい香り』

「とても美味しい茶葉を見つけたんです。飲んでみて下さい。」

『頂きます、、、凄く美味しい!!』

何の疑いもなく紅茶を飲む彼女でしたが、2、3口ほど紅茶を飲み、、、、。

『zzzz』

深い眠りについた。

そっと彼女の唇にキスを落とす。

然し彼女は目覚めない。



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