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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第15章 女給の彼女  中原中也


『ねぇ、中也ってば!んっ!!』

車内でもずっと無言だった中也、何に怒っているのか判らなかった。

家に押し込まれて、何に怒っているのか聞こうとしたら唇を塞がれる。

「俺以外の男の前でこんな格好で愛想振り撒きやがって、仕置きが必要だな?」

一瞬で理解した、中也は嫉妬していたのだ。


『だ、だって、仕事だもん!!』

「だとしてもだ、糞太宰にも触れさせやがって。」

『太宰さんはいつものことじゃない!』

「手前が誰のモノしっかり教え込んでやる。」

お姫様抱っこをされ、ベッドは強制連行される。

ドサっと押し倒され、中也が私の上に跨る。


「いい眺めだ」

『は、離してっ!』

「おいおい、手前は女給だろ?客にそんな口の聞き方はねぇんじゃねぇか?」

『何言って!んっ!』

再び口を塞がれる、今度は深く口付けられる。

息ができない、、、、。

息を吸おうと少し口を開けると、すかさず中也の舌が入ってくる。

『んっ、んぁ、はぁ、はぁ、んぅ。』

甘く、激しい口付けに頭がボーッとしてくる、、、、。


暫くして唇が離れると、銀色の糸がプツっと切れる。

恥ずかしくて顔を背けると、中也は私の耳を犯し始める。

『っあ!!んぅ、や、中也、、、んぅ。』

「嫌じゃねーだろ?」

耳元でちゅぱちゅぱと厭らしい音が響く。
耳以外も触れて欲しい、身体が疼き始める、、、。

『っんぅ!や、止めてください。』

「っふ、やっとその気になってきたな。どうしてほしい?」


『此処触ってください、、、。』

中也の手を胸元へおく。

「まずは手前が先にやることあんだろ?」

中也の目が光る。



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