第15章 女給の彼女 中原中也
太宰「美しい人、私の心中しないかい?」
『お一人でどうぞ』
もいつも通りのことなので、無表情で返す。
太宰「酷いなぁ、やっぱり中也なんかやめて私にしないかい?」
の頬を撫でながら口説く太宰。
『太宰さんが今まで泣かせてきた女性たちに、連絡先教えようかしら?』
太宰「ちゃん、、、そんな酷い事言わないでくれたまえ。」
『ふふ、それに私は中也がいいんです。』
「残念だったなぁ?っか、近ぇんだよ!!から離れろ!」
俺はと糞太宰を引き離し、の肩に腕を回す。
マスター「さん、もう上がってください。今日はありがとうございました。とても助かりました。」
『マスター、とんでもないです!いつも寛がせてもらっているお礼です。』
「マスター、すまねぇが人手不足の時は此奴以外を当たってくれ。」
マスター「勿論です、今日だけです。」
『中也!!すみません、、、マスター、、、。』
マスター「さんが謝ることではございません、本当にありがとうございました。」
俺はの手を引き、車へ向かう。
『ちゅ、中也っ!着替え!!』
俺は無視してを車に乗せ、部下に家まで送らせる。