第14章 言えない理由。太宰治
----そして冒頭へ戻る。
太宰くんは私の手を掴み、包帯で拘束をする。
『太宰くんっ!待って!勘違いしてる。』
「じゃあ答えてくれるかい?2人で何してたのか。」
『そ、それは、、、。言えない。』
「ふーん、どこまで耐えれるかな?」
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『っぁあン!ぁ、や。ン』
「苦しいかい?話してくれたらすぐに解放してあげれるよ?」
太宰くんの指と舌で秘部を愛撫される。
1番敏感な部分を攻められ、イキそうになると動きを止められを繰り返される。
身体は早くイキたいというのに、イかせてもらえない。
生き地獄だ。
『ぁ、ぁん!ん、んぁ。』
「頑張るねぇ、君のその顔が堪らないよ。その顔も敦くんに見せたのかい?」
『っあ、そん、なわけ、ンないじゃない!っんぁ』
「なら話してくれてもいいじゃないか」
話せればどれだけ楽か、敦くんの嬉しそうな顔が頭に浮かぶ。
やっぱり話せない。
「今、敦くんのこと考えたよね?」
首を絞められる。
『っく、、、るし、、い』
「君を殺して私も共に死ぬ、それも美しい愛だと思わないかね?」
まずい、太宰くんがこんなにも嫉妬深いだなんて、、、、
なんとか太宰くんに敦くんとは何もないと伝えないと。
『お、さむ。あい、してる』
途端に首を締めていた手が離される。
『ゲホ、ゲホ、ゲホ』
「、本当かい?」
『私は治のモノよ、だから信じて。敦くんとは本当に何もないの。敦くんがお世話になっている人にサプライズプレゼントを買いに着いていったの。治も知ってる人だから、バレないようにする為に黙ってたの。ごめんなさい。』
「すまない、。君だけは、だけは失いたくないんだ。」
拘束されていた腕を解かれ、ぎゅっと抱きしめられる。
『ごめんなさい、心配かけさせてしまって。私が愛してるのは治だけ。』
「私もを愛している。誰よりも」