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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第13章 猫と狼 中原中也


振り向くとそこには吸血鬼のコスプレをした芥川くんがいた。

かなり似合っている。

「芥川くん!よく似合ってる!」

しかし、私の姿を見た芥川くんは途端に顔を赤らめ、目線を外す。

芥川「お、お前もよく似合っている。」

芥川君を見て、途端に私も恥ずかしくなった。

『あ、ありがとう。そ、そろそろ戻ろっかなぁ!』

芥川「そ、そうかぁ!で、では!!」

会場から出ようとした瞬間、誰かに手を掴まれる。

振り向くとそこには、、、、

「こんなとこに迷い猫かぁ?」

『ちゅ、中也、、、。なんでいるの?』

「早く任務を終わらせて帰ってきたらこの様だ。」

中也の全身を見ると、大きな耳に、ふさふさの尻尾、手には狼の手のような手袋をはめた狼のコスプレをした姿。
恐らくエリス嬢から渡されたのであろう。


『似合ってる、すっごく。』

中也は私の全身を舐め回すように見ると少し怪訝な顔をする。

中也は私の手を引き会場を出た。

まずい、これは食べられる、、、、。

連れてこられたのは中也の部屋。

部屋に入った途端壁に押し付けられ、齧り付くようなキスをされる。

『ッん!っ、んふぁ、ん。』

舌を器用に絡めらとられる。 逃げようとしてもすぐ捕まる。

『っん、んぁ。はぁ。』

息が苦しい、中也の胸を叩くと唇を離してくれた。

『はぁ、はぁ。』

肩で息をする。

「キスだけで息上がってどーすんだ」

こっからが本番だぜ? 子猫ちゃんよぉ。 耳元で囁かれる。




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